月に問う 夜道を行きながら月を見上げ、漠として思う、「今日は何事も無かった」と。薄雲の向こうにある月は、時折雲に隠れては再び現れる。雲間から光を強弱させる様は、思案顔をしているかのようにも見える。月は言う、「何も無いとは、如何なることなのか…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。